歯周病とは

歯を支えている歯槽骨や歯根膜・歯肉が歯周病の原因細菌で壊されていく病気です。

歯を支えている組織が破壊されているため、歯周病が進行すると歯が抜け落ちてしまいます。

日本では30歳以上の多くの人が歯周病に罹患しているとされ、
歯を失う原因の多くとなっています。歯周病の進行にはプラークが影響します。

歯と歯茎の間にある歯周ポケットと呼ばれる溝にプラークが溜まることで歯石となります。これを繰り返すことで歯肉に炎症が起きて、歯周病が進行していくのです。

• 軽度の歯周病

  

  歯周病の初期症状では、歯茎の腫れや出血が見られます。

• 中度の歯周病

  

  中等度になると、口臭や歯のぐらつきを自覚します。

• 重度の歯周病

  

  歯周病が重症になると、硬い食べ物を食べられなくなり、歯が抜けてしまうこともあります。

軽度の歯周病

• ブラッシング指導

  

  患者さんのお口の形や歯の並び方にあったブラッシング方法を指導しております。

• スケーリング

  

  スケーラーという器具を使って歯石を取り除きます。

• エアフローによるクリーニング

  

  当院では、エアフローを導入しております。
  従来のクリーニングよりもより安全に歯の表面や歯周ポケットの清掃を行うことが可能です。

中等度の歯周病

• ルートプレーニング

  

  キュレットという器具を使って、歯茎の深い位置にある歯石を取り除きます。仕上げに歯の表面を滑らかにして汚れが付着しにくくします。

• フラップ手術

  

  局所麻酔をしてから歯茎を切開して、歯の根っこに付着しているプラークや歯石を取り除きます。感染していた軟組織も取り除いたら歯茎を縫合します。